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JMAG-LIB
[DT-5013]
JMAG-RTビヘイビアモデルをSILS(MATLAB/Simulink)とHILS(RTSim:リアルタイムシミュレータ)で共有化した Simulinkライブラリです。
What is JMAG-LIB? |
モータシミュレーションライブラリ(MOTOR-LIB)オプションで、JMAG-RTビヘイビアモデルをSILS(MATLAB/Simulink)とHILS(RTSim:リアルタイムシミュレータ)で共有化したSimulinkライブラリです。JMAG-RTの特徴をSILSと同様にHILSで実現するため、浮動小数点ユニットをFPGAに組み込んでモデル計算しています。そのため、実モータを模擬する高速・高精度なバーチャルモータとして効率的な実コントローラ開発が可能となります。
JMAG Interface |
JMAG-RTモデルとJMAG-LIBとのインタフェースは、JMAG-RTライブラリマネジャー、JMAG-Expressで生成したJMAG-RTモデルをLT-RTSim変換を行うことでJMAG-LIBライブラりのモータモデルを利用できるようになります。
JMAG-LIB Details |
JMAG-LIBには、JMAG-RTモデルをLT-RTSimに変換したモータモデルに対応したモデルが含まれています。JMAG-RTバージョン10.5以前のモデルにも対応できる変換コマンドも用意されています。ユーザーは、このモデルを使用してSimulnk、リアルタイムシミュレータLT-RTSimでシミュレーションを行うことができます。ブロックにボードマークの付いたモデルは、バーチャルモータでモータHILSを構築する場合に使用します。
SILS Modeling and Simulation |
LT-RTSim変換されたJMAG-RTモデルは、JMAG-LIBライブラリ内のモータモデルを使用してシミュレーションすることができます。次の例は、JMAG-LIBの電圧入力永久磁石同期モータモデルでベクトル制御を行っています。
バーチャルモータ DT-1205 |
HILS用モータモデルを実行するハードウェアでモータボード(DT-1205)とD/Aボード(DT-1005)で構成されています。外部からPWMゲート信号を入力してインバータ電圧に変換し、この電圧でJMAG-RT対応モータモデルをシミュレーションし.シミュレーション結果としての電流やトルクなどをD/Aから電圧に換算して出力します。
HILS Modeling and Simulation |
SILSで使用したモータモデルの代わり、HIILS用モータモデルを使用してSimulinkでモデリングし、RTWでリアルタイムモデルを生成すれば、実モータを模擬できるモータシミュレータを実現できます。
動作環境 |
JMAG-LIBは次の環境で動作します。
・JMAG-RTバージョン10.5 32bit版
・Windows XP、Windows 7 32bit版
・MATLABバージョン 2006a〜2007b 32bit版
JMAGは株式会社JSOLの登録商標です。MATLAB、Simulink、Real-Time WorkshopはMathWorks社の製品です。