MATLABを使用した制御システムモデルベース開発(MBD)の実例をご紹介致します。
本セミナーでは、豊橋技術科学大学 内山直樹教授の講演を中心に、MATLABを使用した、実際のプロジェクトや事例、MBDの手法、HILS RCPシステムのメリットをご紹介をさせて頂きます。
セミナー概要
期間:
2023年9月15日(金)13時~
会場:
Zoomによるオンライン
参加費:
無料
プログラム概要:
<<基調講演:事例紹介>>
豊橋技術科学大学 機械工学系システム工学研究室 内山直樹教授
<<ベンダー講演 ツール紹介>>
ディエスピーテクノロジ株式会社
MathWorks Japan
M&Oコンサルティング
アジェンダ
MathWorks Japan
モーター制御システム開発の効率化はモデルベースで解決 ~システム検討からコンポーネント設計・実装まで~
近年、多くの企業では実機を用いないバーチャル環境を活用した開発が着実に広がりをみせています。開発の初期段階よりシミュレーションを活用したシステム検討をして、品質を確保し開発全体の期間を短縮することが急務と言われます。そして開発フェーズに合わせて適材適所でツールを活用することで開発の効率化が図れます。本公演では、電動化対応製品を題材にシステム検討から実装までのワークフローをモーター制御に焦点を当ててご提示いたします。
M&Oコンサルティング
シミュレーションで実現する設計・生産改革
~シミュレーション活用のメリットと、多自由度ロボット、生産現場のカーボンニュートラル~
製品の複雑化や制約条件の増加に伴い、多自由度を持つロボットの開発が増えています。また生産現場のロボット化と共に、製造過程での製品1つ当たりのCO2排出量にも関心が高まっています。本講演では設計現場や生産現場でのシミュレーション活用のメリットをお話しするとともに、多自由度ロボットとCO2排出量削減の事例をご紹介いたします。
ディエスピーテクノロジ株式会社
制御システム開発を大幅に効率化するRCP、モータHILS製品及び活用事例のご紹介
近年、自動車の自動運転や電動化をはじめとした制御系システムの複雑化に伴い、モデルベース開発による効率化が求められています。本講演では、シミュレーションモデル設計から、コード実装までをシームレスに実現する高性能RCP及び、FPGAを用いた高速モータHILSをご紹介します。
名城大学 ビークル制御研究室 前川先生のご研究で、RCPを自動車のタンデム制御に活用し、開発効率化を実現した事例もあわせてご紹介します。
基調講演 豊橋技術科学大学 機械工学系 システム工学研究室 内山 直樹教授
産業機械の高度化のための制御系設計/最適化応用に関する事例紹介
ディエスピーテクノロジ製アカデミック版高速コントローラを用いた制御系設計に関する研究事例を冒頭でご紹介します。その後,制御系設計法や最適化手法を用いた産業機械の省エネルギー化/振動抑制/高精度化、屋外で動作する装置の自動化などに関する共同研究の事例紹介を行います。
経歴:1988年沼津工業高等専門学校卒業後,静岡大学大学院修士課程,東京都立大学大学院博士課程修了,1995年豊橋技術科学大学助手,現在同教授。University of California, Davis客員研究員,Universiti Teknologi MARA,University of Stuttgart客員教授などに就任。専門はシステム工学,制御工学。主に最適化手法の応用による産業機械の高度化に関する研究に従事。
お申し込み
以下の穂高電子Webサイトからお申込みください。